スタートからしばらくはR226を走って、一路枕崎へ向かいます。

コンディションといえば降雨の気配はまだ無く、むしろ蒸し暑い感じ。
ただ前日までの雨で路面が荒れていたのか、序盤からパンクにやられる参加者がチラホラ。
参加者のペースもいろいろで、抜きつ抜かれつパックになったりとマイペースで進みます。
高校時代に九州1周した時と同じルートで、最初のPCに到着。
PC1 ローソン吹上中之里店 68.5km地点
到着14時51分 Ave25.4km/hスタートの直前に持参したカロリーメイトゼリーを食しただけで、昼飯らしいものを食べてなかった事もあり、ここではパンケーキ、ワカメおにぎり、野菜ジュース、そしてジャンボアメリカンドッグをGET。

このあとしばらくは吹上浜に沿って北上、ここに来てポツポツと雨??

いちき串木野を通過する頃には、路面をすっかり濡らす程の雨が。

雨足はシトシトと降る程度で、まだ気にする程ではありません。
しかしながらR3を串木野から川内に向かう長い上り坂は、最初の試練のように感じました。
川内まで走ると雨はいよいよ本降りになり、覚悟を決めてレインウェアを取り出しました。

用意したレインウエアはGORE-TEXですが、裾や襟口から雨水がジワジワ浸入し、結局のところ時間と共にインナーまでビショ濡れになってしまいます。
一向に止む気配の無い雨、むしろ雨足は強まる一方に思えた。
そんなこんなでようやくPC2に到着。
PC2 ファミリーマートさつま町船木店 131.0km地点
到着18時09分 Ave23.8km/hここで先行していたhoriくんグループと入れ違いに。
身に着けたものがすべて濡れ、体が冷えていたこともあり、カップヌードル、パンケーキ、野菜ジュースをGET。
体が完全に冷え切ってしまう前に素早く準備を整えると、長居をせず直ぐに出発。
ここでTOK-MAKさんと入れ違いに。
さつま町を抜ける頃にはすっかり辺りは暗くなり、ヘルメットにNiteRider600を装着し点灯。
さらに伊佐市を通過すると今ブルベの最大の山場、九七峠の上りに入る。
大粒の雨がザーザーと降り続け、リーフの前後には他のライダーの気配は無い。
トンネルの手前が登坂車線になっており、上っていてなかなかの勾配だった。
昼間なら新緑を眺めながら気持ち良く上って行くのだろうが、今は先の見えない暗闇と降頻る雨の中、まだかまだかと急勾配を上り続ける。
ようやくトンネルの明かりを確認、ここから約4kmの長い長いトンネルを走る。

トンネル内を3分の2走ったところで熊本県に入った。

大口側からこのトンネルに入ると、出口に向かって2〜3%の上り勾配。
よりによって自転車でしかもブルベの最中に、長い全長とも相まってなかなかキツい。
このトンネルはリーフがサラリーマン時代、本体設計を携わったトンネル。
こうして通ってみて何か感慨深いものを思うのかと期待したが、頭に浮かぶ言葉は、
「何で人吉に向かって下りにしなかったんだ!」と、どうしようもない恨み節ばかり(笑)
長いトンネル区間をようやく抜けると、忘れかけていた雨を再び浴びる。
人吉に向かってのダウンヒルは、視界がとても悪く慎重に下った。
下りですっかり冷え切った体でPC3に到着。
PC3 セブンイレブン人吉下林店 191.0km地点
到着21時38分 Ave20.4km/h到着すると再びhoriくんグループが居て、これから温泉に入りに行くとの事。
後から追いかける事を伝えて、ここではゼリー飲料とホットレモンをGET。
すぐにルート沿いの温泉施設に向かい合流するも、営業終了時間が近かった事もあり入るのを諦めて、先を急ぐ事になりました。
明かりのほとんど無い球磨川沿いを、今度はhoriくん達3人で一路八代へ。
相変わらず降り続く雨にもうウンザリした頃、道の駅坂本へトイレ休憩に入る。

3人ともすっかり体が冷え切り、雨で体力が削られ疲れが見え始めているようでした。
ここで八代市内に入ったらコインランドリーを探して、ウエアの乾燥と仮眠を提案しました。
ちょうど日付が変わった頃に八代市内に入ることが出来た。
ルート沿いにコインランドリーがある事を期待していたが、そうそう見つからず。
ルートから外れてようやく見つけたものの、営業時間外でまたも有り付けず。(泣)
ルートに復帰し県道14号を松橋に向け先に進むと、あった!!急いで中に入る。

すぐさま身に着けていたウエアをすべて脱ぎ(笑)、リーフは携行していた冬用タイツと替えのシャツに着替えた。
1台の洗濯機をみんなでシェアして、乾燥機にはそれぞれ自分の分だけを回す。
当然回っている間は仮眠を取るのだが、寝たのは洗濯物を畳む台の上。(笑)
(horiくんなんか忘れ物カゴに入っていたタオルケットに包まって寝ていたし)

ここには2時間ほど滞在したが、他にも数名のライダーも同じように寄っていた。
雨の勢いは相変わらずで、せっかく乾かしたウエアも時間の問題だが、やはり濡れていないウエアは快適でペダルを回す脚もとても軽かった。
松橋、宇土と走り抜け、R501に入るとようやくPC4に到着。
PC4 セブンイレブン宇土走潟町店 269.0km地点
到着4時44分 Ave23.0km/h数名のライダーが滞在しており、シートに包まり仮眠を取るライダーもいた。
疲れもあり食欲が湧かなかったが、補給はしっかり取らないと後が大変だ。
ゼリーやジェルではなく、しっかりとした固形物を取るほうが良い。

牛焼肉めし、味噌汁、野菜ジュースを、お店の好意でレジ横のイスに座って頂いた。
食後は胃が不快だったため、持参した胃薬を飲んでから再び走り出した。
ここからはキューシートを見なくても、ゴールまで走ることが出来る。


やがて夜明けを迎え、そして見慣れた風景の中を進んで行く。
疲労と向かい風でペースは思うほど上がらなくなったが、少しずつ前には進んでいる。
長洲港でワッキーさんの応援を受けるも、正直に弱音を吐いてしまった。
7時半、市屋ガードではF氏、D氏、銀輪太郎さん、Kenちゃんが応援に集まっていました。


(上の写真は銀輪太郎さん撮影。いい思い出になります!サンキュ〜です♪)
朝早く雨の中、みんな本当に有り難い。
ゴールまでまだ90km、いや…あと90km、頑張って完走しなきゃな。
大牟田ではいつものように信号で引っかかりまくり、

見慣れたいつもの有イチのルートを走る。

柳川に差し掛かると雨も上がり、ようやくレインウエアを脱ぐことが出来た。
そして最後のPC5に到着。
PC5 セブンイレブン佐賀早津江橋店 346.6km地点
到着9時36分 Ave21.3km/hPCクローズに対し1時間半のアドバンテージだ。
すでに多くのライダーが到着しており、食事をしながら談笑が弾んでいる。
致命的なアクシデントでもない限り、時間内にゴール出来そうだ。

路面はすっかり乾き、風もやや追い風。

途中、道の駅鹿島に立ち寄ってソフトクリームを食べた。

鹿島から再び雨が降り始めていたが、ゴールまで残り20km、もう気にしない。

海岸沿いのアップダウンは、普段の有イチと違ってさすがに堪えた。
スタート前は本当にゴールまで辿り着けるのか不安で一杯だった事、雨の中ひとりで越えた九七トンネル、冷たい雨が堪えた球磨川沿い、仲間の応援、いつもの有イチがとても長く感じられた事。
もうすぐゴール、もうペダルを回さなくてもいい、これでやっと終われる。
沢山のドラマが凝縮された色濃い2日間がもうすぐ終わる、…いや、もう終わってしまうのか。
サイコンの距離が400kmを超えた頃、見えた!ゴールのファミマだ!!
ゴール ファミリーマート小長井店 404.0km地点
到着12時50分 Ave24.2km/h当初のご報告の通り、24時間50分で認定ゴールすることが出来ました。

(リーフのデジカメでhoriくんが撮影。)
先行していたhoriくんは、24時間18分でゴール。
続いてTok-Makさんも無事に認定ゴール出来ました。
門限30分前には代表のリカンベントもゴール。

勝利のレッドブルで、一人祝杯と回復に努めました。(笑)

前回の300kmでは門限30分前のゴールでしたが、今回は2時間以上のアドバンテージで走り終える事が出来ました。
ブルベの中でも時間的有利が難しいとされる400kmで、しかも悪天候の中、初参加にしては上出来だと思いました。
またひとつ、とてもいい経験を積む事が出来たように思います。
スタッフの皆さん、応援してくれた仲間の皆さん、一緒に走ってくれた人達、ありがとうございました。
ゴール後は最寄のJR小長井駅より諫早へ輪行、

さらに多比良港まで島原鉄道で輪行したら、有明フェリーで長洲港、そして自宅へ。
長かった2日間がようやく終わりました。
さて、次はやっぱりアレですか。(笑)
またね。