お前は何ば目指しよっとか◆熊本荒尾玉名大牟田の自転車好きと楽しむ、リーフの自転車回想録

ロードバイク・バッソ リーフを駆って自転車のあれこれに勤しむ、ゆかいなチャリバカ達(笑)との自転車回想録です。

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ロードバイクでついにその頂へ。内大臣椎葉林道 椎谷峠越え。

パンッ!!プシュゥゥゥゥぅ…

本日第一号のパンク大王が降臨。

やっちまった… フロントタイヤがサイドカットによるパンク。

てかもうかよ、早過ぎないかい?… orz

サイドカットは必ずヤルだろうと覚悟を決めていたので、もちろん予備タイヤは2本持参して来ていた。
現在履いているコンチネンタルのグランプリ4000Sは今年のGWに替えたばかりだったので、どうせサイドカットしてダメにするくらいならと前夜に使い古しの4000Sと前後共交換し、取り外したまだ新しい方は予備として持参した。
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(ミヤモッチ氏撮影)

早速持参した2本の予備タイヤのうち1本と予備チューブ1本をそれぞれ消費。
仕方のない事だが精神的ダメージは少なくなく、何だかHPが半分近くまで失われた気分。

気を取り直して出発!
ちょっとした小休憩になったので気持ちは凹んだものの、体力は少し回復したかも。

さらに1~2kmは進んだだろうか、「小松谷神社入口」と書かれた立札のある広い路肩のある場所を通過。
嘗てこの辺りで林業が栄えていた頃、ここに内大臣で切り出された木材の基地「内大臣事業所」というのがあったという。
ミヤモッチ氏からは昔はここに大きな集落があって学校や映画館があったと教えて貰った。

そんな嘗ての栄華に思いを馳せながら、さらにペダルを踏んで上って行く。


パンッ!!プシュゥゥゥゥぅ… 

本日第二号のパンク大王、再び降臨。

またか!さっきパンクしたばかりだぞ(苦笑)

先ほどのフロントに引き続き、今度はリアタイヤがサイドカット。
まだスタートから5㎞くらいしか進んでないのに、2度も続けてサイドカットするとは!
やはりロードバイクでこの林道を走るのは無理なのか…単に未舗装路における俺のスキルが未熟だからか。
思うように進んでくれないことへの焦りと不安に心が折れそうになる。

パンクしたものは仕方ないが、手持ちの予備タイヤはあと1本しかない使えない。
サイドカットしたタイヤを診たところ、幸い穴も大きくなくタイヤブートを当てて修理出来そう。
予備チューブも手持ちはあと2本だけなので、まだまだ続くこの先の事を考えてパンクしたチューブもパッチを当てて修理。

とにかく凹んでいたので写真なんて余裕がなかった。

幸い木陰になっていた路肩で作業していると、荷台に学生さん?を乗せたトラックに続き乗用車も3台ほど上ってきて、我々の横を覗き込むようにしながら通過して行った。

最後まで空気を入れ終えて、どうやらタイヤブートによる修理は問題ないことを確認。
ここまで2回のパンクで時間も随分ロスしたに違いない。

先が思いやられる…。

さすがにミヤモッチ氏も2回連続サイドカットには呆れられたと思うが、それでも元気に「行きましょう!」と心折れそうなリーフに声を掛けてくれた。

行きましょう=逝きましょう だったかもしれないが…いや、今はいいんだ…。

その声に励まされてリーフもカラ元気に「大丈夫です!行きましょう!」と応えた。

それからはこれまで以上に慎重に路面を見極めながら上っていった。
たぶんミヤモッチ氏もそうだったと思うが、それでもあっという間にコーナー1つ分以上の差が開いてしまう。
ミヤモッチ氏の前に出て走る事は実際ほとんど無く、しばらくミヤモッチ氏の走行ラインをトレースするようにその後ろをただ必死に付いて行った。
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(ミヤモッチ氏撮影)

途中の国見岳へ通じる登山口には先ほどのトラックや乗用車が路肩にズラッと駐車してあった。何かの合宿なのだろうか。すでに登山を始めたらしく人影は見当たらない。
合宿といえばジェントルマン向けの強化合宿をこの林道でやるのはどうか?と、まるっきり他人事のような話に花が咲きながらさらに上っていく。

やがてミヤモッチ氏が走り始めて1時間くらいの場所と目していた広河原という場所にやって来た。帰ってからGPSログで確認するとおよそ中間地点にある場所だった。
その場所だけ文字通り川に沿いの広い河原になっていて、林道もここだけがほぼ平坦になっている。

予定ではここで最初の休憩をするつもりだったと思うが、先のパンクが小休憩になっていて特に必要に迫られていた訳でも無かったことから、このまま通過して先を急ぐ事にした。

林道は一度川を渡り、広河原の見える対岸へグルッと周り込んだ。
しばらく進むと分岐があり左の未舗装路へ、ミヤモッチ氏が云うには広河原から先の路面はガレて勾配もキツくなるとのこと。
どうやらこの辺りからが本番と云った所らしい。再び緊張してくる。

これまでの道のりも場所によってそうだったりしたが、比較的大きな石がゴロゴロと目立つようになり、段々と避けたり交わしたりする事が出来ずに乗り越える動作が必要になってきた。
ヨロヨロと進んでいると勢いが足りなかったり足元を掬われたりして、立ちゴケしそうになり何度も足を着いた。

やがて綺麗なアスファルトの舗装路になった。
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ここは大規模な崩落現場だった場所で、長いことこの林道を通行止にしていたらしい。今はご覧のように跡形もなく綺麗に修復されている。

すぐに再びダートに戻ってしまう為、今のうちにここで休憩を取ることになった。
RIMG4656.jpg
バックパックからパンを取り出し腹ごしらえ、脚を投げ出しつかの間の休息。
日差しはあるがどこかカラッとしていて、通り抜ける風はスーッと涼しく心地よい。

ここまでおよそ2時間、峠まではあと1時間てところだろうか。
ボトルの水も2本のうち1本だけにあと半分くらいしかない事を告げると、峠の手前に沢があるとのことなのでひとまず次はそこまで頑張ることにした。

相変わらず変化に富んだダートが続いている。
林道は常にダブルトラックで真ん中の轍を挟み左右のどちらかを走るが、もちろんコブとか大きな段差とかガレ具合が左右で異なるので、リスクが少ないと思われるレーンを見極めながら走る事になる。
さすがに1時間も2時間も同じ状態の中で走り続ければ、慣れもあってヨロヨロながらもバイクが思うように動かせるようになった気がする。

さらに1時間近く上り続けて、予定の沢に到着した。
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沢に近づき上を見上げると、長い時間をかけて形成されていったであろう何とも神々しい空間がそこには広がっていた。
私の目にはとても神秘的なものに映り、ただ溜息しか出なかった。
そして沢の水はヒンヤリと冷たく顔を洗うと気持ちが良くて、2本のボトルもいっぱいに満たすことが出来た。

さぁ!ここから峠まではあと少しとのこと。
eTrex30も最高標高地点までの距離が1㎞を切っている事を示している。
とはいえこれまでと同様のペースで変わらずガレている林道を淡々と、けれどひと踏みひと踏み確実に峠に近づいて行く。
その時が近いのか、周囲の木々や斜面が徐々に低くなり次第に視界が開けてくる。
やがて行く手の向こうに見える林道の先に峠があることを少し先を行くミヤモッチ氏が告げてくれた。

そしてついにその時が来た。

椎矢峠に到着した瞬間。
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(ミヤモッチ氏撮影)

やったぁぁぁぁ!! 椎矢峠に着いたぞ~!

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椎矢峠のその頂に足を着きバイクを降りるや否や、ミヤモッチ氏とガッチリと握手を交わす。
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(ミヤモッチ氏撮影)

これまでの無事と互いの健闘を称えたその固い握手は、何か大切な約束を果たした時のようなとても感慨深い気持ちにさせられた。

やって来た方向に目を向けると遠く金峰山をはじめ、有明海を隔てて雲仙を望む事が出来た。残りは空と雲と山ばかりで、見渡せば荒涼としたガレ場が広がる場所であった。

すると内大臣側から一台のオフロードバイクが上ってきた。
自転車の跡がずっと続いていたので、まさかと思いながら上って来たらホントに自転車がいた!といった感じで、同じ自転車といっても誰の目から見てもミスマッチなロードバイクでちゃんと上れたのか興味津々の様子でだった。
ちなみに聞けば玉名からやって来たとのこと。
この椎矢峠という場所で荒玉の人口密度が急上昇した瞬間だった。


さて、こうしてロードバイクで内大臣林道を走破し、ついに椎矢峠まで辿り着くことが出来た。
ここから先は宮崎県、そして椎葉村へと至るダウンヒル、そう我々はこれからこの峠を越えて行くのだ。
リーフとしてはここがゴールでは決してなく、これから始まる下りのダート走行こそが正念場だと考えている。

ミヤモッチ氏曰く「椎葉側の林道は内大臣林道と比べて路面が引き締ってますから♪ そうですね~…30分もあれば下り終えますよ♪」と云われ続けてきた。
先ほどのバイクの人にも「椎葉側は引き締まっていますよね♪」と頻りに尋ねていたし。
確かにこれまで見てきたブログのレポートを読んでも、椎葉林道は走りやすいとか細かい砂利のダブルトラックが写った画像を多く見かけた。
それならばどんなにゆっくり下っても倍の1時間あればイケるって事でいいのかな??

しかしそれはここまでの苦楽を凌駕する新たな長い苦行の始まりになろうとは、あのミヤモッチ氏でさえ知る由も無かった。

「じゃぁ、行きましょうか♪」

椎葉側の下りに向かい始めミヤモッチ氏がそう云うや否や、ペダルを回してゴイゴイ加速していきアレヨアレヨとその姿がどんどん小さくなっていく。

その勢いには正直驚いたが、ミヤモッチ氏の「引き締まってます♪」の言葉に洗脳されていたリーフの思考は既に正常ではなく「引き締まっている=踏ん張れる」という意味不明な危険極まりない解釈をするようになっていた。

上りとはまた違う連続した激しい衝撃が身体とバイクを襲う中、すでに見失いそうなミヤモッチ氏の後を追うように、リーフもさらに加速してみた。

すると…


オォォーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーー!!

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!(ToT)


次回へ続く。

またね。

| 自転車で走る | 00:09 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

読み応えあり!

おはようございます!
朝一からノンフィクションの小説を読むようにのめり込みました。
えらい難儀な行程だったんですね!続きが楽しみでなりません。
家庭サービスの後、アップされるのを楽しみにしています。(^_^)

| Kenji | 2013/09/01 06:08 | URL | ≫ EDIT

多分、続きは
1:落車
2:小動物または鹿がいた
3:昼間なのに落武者が目の前にいた
4:尖った石があり、前後同時にバースト

予想だと1と思います(笑)。
32C以上のタイヤだと踏ん張れるのが、細いタイヤだと
それが出来ない。

それに下りだとドロップハンドルでは疲れてきますよねぇ
昔、散々、ランドナーで体験してきました。

続き、楽しみにしております。

| 清ちゃん | 2013/09/01 13:27 | URL |

おはようございます!

>kenjiさん

楽しみに読んで頂いているとのこと。
ありがとうございます(^_^)
肝心な場面の写真が無かったりと、説明文章中心で長文化しております。
文章を書くのって難しいですね(^_^;)

| リーフ | 2013/09/02 10:40 | URL |

>清ちゃん

まだ次回をUPする段階にないので詳細はお答えできませんが、ただ残念な事に今回の林道サイクリングで落車はしませんでした(笑)

確かに踏ん張れないので体重移動は出来ないし、制動も効き辛いです。
ただある程度の勢いがないとスムーズにダートを走れないことも判りました。
ゆっくりだと逆に舵が暴れて立ちゴケしそうになります。

いずれにしてもダートの下りはパンク大王が巣食ってますが…(^_^;)

| リーフ | 2013/09/02 10:47 | URL |

その玉名からきたオフロードバイク乗りはたぶん俺の父です笑
内大臣の林道で自転車に出会ったという話してました笑

| ごま | 2013/11/20 11:18 | URL |

>ごまさん

初めまして!
平日の水曜日に、椎矢峠でロードバイク2台と玉名からのオートバイ1台ということであれば、間違いなく私たちとお父上でしょう(笑)
そうであれば、お父上にも宜しくお伝え下さいませ(^_^)

そして、ごまさんも今度は椎矢峠で会いましょう(謎)

| リーフ | 2013/11/20 14:30 | URL |















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