お前は何ば目指しよっとか◆熊本荒尾玉名大牟田の自転車好きと楽しむ、リーフの自転車回想録

ロードバイク・バッソ リーフを駆って自転車のあれこれに勤しむ、ゆかいなチャリバカ達(笑)との自転車回想録です。

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BRM906霧島600kmその2・「しあわせ街道」でランドヌールは幸せになれるのか?

※記事中の一部写真はishiishiさんと荒玉サトーさんより頂いております。

腹でも減っているのかな…?
パンと温かいスープを食べる夢で目が覚めた(笑)

時間はセットしたアラームが鳴る朝5時前。
外はまだ薄暗くライトの明かりを頼りにリスタートの準備。
2つのジェントス閃、ヘッドライト、eTrex30のバッテリーをここで初めて交換した。
ちょうどの量のバッテリーを携行して行ったので、これで持参したバッテリーの分だけ荷物が軽くなった。
今日は昨日と打って変わって晴天の予報で猛暑日になりそうだった。
使うものと使わないものとをパッキングし直し、最後に残ったバナナを頬張ると、すっかり明るくなった6時に仮眠場所を出た。

ちなみに今回仮眠したのはこんな場所。
RIMG5392.jpg
実は4月の1000kmの時もここで仮眠しましたが、広々と使えて快適♪人吉お世話になりました。


人吉市街地を避けるようにしながら、R445を五木方面へ。
凛とした朝の清々しさと朝靄の中を自転車で走るのは気持ちが良かった。
相良村の中心部を過ぎ、徐々に高度を上げていく。
2年前に走った二本杉峠を越えるブルべでは、深夜にこの道を人吉へ下ったので景色は全く見えなかったが今日は違う。

今はこんな素敵なロケーションの中を走っている。
RIMG5395.jpg
やっぱり山は良い。

ほとんど車の往来もなく人吉からゆっくり2時間ほどで道の駅五木に到着。
寝起きでまだ頭がシャキッとしてない気がしたので、ベンチでブラック缶コーヒーでも飲んでトイレ休憩。

道の駅前の頭地大橋を渡ってK25へ。
RIMG5396.jpg

ここからいよいよ中盤の山岳地帯最後の山場、大通峠へ向かいさらに高度を上げて行きます。
陽もすっかり昇って日差しが強く感じられましたが、木陰の場所はヒンヤリと心地よく割とスムーズに上って行けます。
と あ る 方 達 が五木から上る大通峠はフラットですよ♪と言っていたのですが、こりや意外とホントかもな…とお気楽に進めておりましたが…。

途中の白糸公園を過ぎ、峠まで残り4kmくらいの場所から斜度に変化が…こりゃキツい…
残り3kmあたりにある水場を過ぎてから堪らずジグザグ走法を開始(笑)
インナー×ローでトルクが掛かるとスポークに当たり出すので、ギヤを一つ上げてダンシングでただ黙々とやり過ごす。
たぶん6~7km/h?押した方が速いかも(笑)

ようやく周囲が開けて峠を貫くトンネルが見えてきた。
RIMG5397.jpg
人吉を出てちょうど3時間…やっと大通峠を越えることが出来ました。
下る前にジェルとグミで補給。

今回のブルべで3つ目のループ橋を急降下、そして荒れた連続ヘアピンカーブを処理していく。
RIMG5399.jpg
気分はLL.サンチェスか、S.サンチェスか(笑)
幸い先行する程よい速度のクルマが走っていて、その後ろに付いてだいぶ楽させて貰った。
下界に下りてくると日差しの強さと共に気温が上昇、その暑さに翻弄されながらR3を目指して下り続けた。

9:43 439.3km PC4セブンイレブン氷川宮原店 クローズ12:16

10時半までの通過目標だったので、後半戦に向けてまずまずの出だし。
朝は簡単な食事だったので、ここでまたもや中華丼でしっかりした食事とこれからの暑さを思って冷凍ペットボトルを背中に差しました。

店外で食事をしていると、すでに遥か先を行っていると思っていたkameiさんが10時頃到着。
人吉のホテルでシャワーを5時間の仮眠を取ったという。(羨ましい~)
Facebookの投稿で知ったという私の落車に気遣って頂き、そして不調となったリアメカのトラブル防止策を伝授して頂きました。

kameiさんより先にPC4をリスタート。
昨夜からの道程と打って変わって、また交通量のハンパないR3を今度は逆トレースしながら北上。
松橋バイパスに入って道の駅宇城の上を過ぎたあたりで、DHポジションのkameiさんにパスされる。
そしてこの頃から北からの強い向かい風が延々と続いていくのだった。

昨日と今日とで走る条件が真逆で、とにかく今日という日は暑いの一言。
R501の松尾あたりのCOCOストアで小休憩、背中に差した冷凍ペットボトルはすっかり溶けてしまっていた。
中身を飲み干し先へと進む。

快晴なのはいいが、気温は30℃を越えさらに蒸し暑いので、このあとゲリラ豪雨に警戒しなければならない。
RIMG5400.jpg

やはりこれだけ暑いと休憩が増える。
再び暑さに堪えて玉名に入った頃、R501沿いのスーパーの軒先で休憩。
頭が熱を帯びてボ~っとするので、キャップは脱いでヘルメットを直接被る。
こうして停まるたび冷たい飲み物につい手が出てしまうが、このままでは胃腸がヤラれて食欲が無くなってしまうので、こうして喉の渇きを癒す時でもエナジーバーや5個入りパンなどで少しの量でもいいから同時に食べておく。
決して飲み物だけで空腹感を満たさないこと。いずれ走れなくなる。
15分くらい休んでいたと思うが、目の前のルートをランドヌールは一人も通らない。
今日は朝からkameiさんに会っただけで、他のみんなはどうしているのだろうかと気になる。
今回の出走は17名なので元々多くはないが誰がどこでDNFしたとかの情報はあまり知ることは無いので、オンコースしているランドヌールが少なくなり出会うタイミングが減ると自分の後ろにはもう誰も走ってないのじゃないか?という気になって仕方ない。

日陰一つないR501、炎天下のなか長洲港を通過して再び荒尾に入るとまた自宅まで1kmくらいの場所を通過。
途中でオフコースして立ち寄る…といういわばボーナス特典を行使出来ない訳じゃない。
シャワーを浴びたり着替えをしたり仮眠をしたり…。
でも今回それは敢えてしなかった。
もうリスタートしたくないという気持ちになるのが怖かったし、何よりこれまで私が走ってきたブルべがすべてそうだったように、今までと同じ条件下で正しい経験値を獲得する為には立ち寄らない方がいいと思った。
まだ次のPCまでは30kmほどあったし、向かい風と疲労で少しずつリードタイムを取り崩しながら走っていることもあり、ゴールが見えるまで今はオンコースのまま少しでも前に進む必要があった。

荒尾から大牟田を通過、相変わらず暑さと向かい風でペースは平均20km/h前後で推移。
柳川の手前のコンビニでガリガリ君休憩していると、リスタートとほぼ同時に荒玉サトーさんが応援に来た。
10671451_733642720060305_7030162981492703924_n.jpg
声援に背中を押され、最後のPCを目指してペダルを回し続けた。

15:47 533.2km PC5ローソン大川三丸店 クローズ18:32

到着目標は15時半~16時だったのでPC4からペースを落としてしまったが、ここに来て何とか予定内に収まることが出来た。
飲むヨーグルトだけ飲んで、5分ほどの滞在で最終PCをリスタート。
もう少しだけ向かい風のR208を進み、筑後川を越えたところで左折しR444を西進する。
RIMG5402.jpg
するとようやくここから追い風となり、ペースも30km/h前後で進み始めた。

…が、頭上にはかなり怪しい雲の塊が。
RIMG5405.jpg

遠くを見ると帰り道の鹿島のあたりの空は真っ黒でたぶん相当降っているものと思われる。
そしてここもポツポツとにわか雨が降ってきたが、それ以上は何とか降られずに済んだ。

にしても今回はお尻が痛い。
久々のロングでしかも600km、サドルを最近別のモノに変えたのも関係あるかもしれない。
疲れがピークに達しようとしてたこともあり、平坦でもギヤを上げ体重を活かしてダンシングでやり過ごす。
わざと上体を揺らし腰や背中をほぐすようなダンシングを織り交ぜながら、残されたゴールまでの距離を少しずつ消化していく。
長かった苦手な平坦も終わるR207との合流手前で最後の小休憩。
これから鹿島市内を通過しゴールまで残り30km、最後のダム越えの上りに向かう。

時刻は18時、ついさっきまで雨が降っていたようだった鹿島市内。
RIMG5407.jpg

沈む夕日に向かって、あるいは夕日に背中を押されながらゴールを目指すのは、私のブルべ600kmならではの光景。
毎回このシチュエーションに出会うたび、そこで初めて完走への確信が私の中に生まれる。
最後まで気は抜けないが、ここから残された力を振り絞る瞬間でもある。

前日下りながら考えていたことだが、やはりここの上りは想像以上にキツかった。
1つ目のダムまでのピークも直線的な急勾配の上りで、追い越すクルマもローギアで唸りをあげながらかっ飛ばしていく。

ピークのトンネルを過ぎ、ダム湖を右に見ながら緩斜面の下りがこの道唯一のサービス区間。
トンネルを出たところでジェルを補給。
しかしまたすぐに頂上のトンネルまでの激坂が始まる。
日没を過ぎ、あたりはだいぶ暗くなってきた。
すでにインナー×ローでもギアが足りないのでダンシングで乗り切りたいところだが、相変わらずのメカ不調なので1つ重いギヤに掛けて力技でただ黙々とやり過ごすしかなかった。
ここまで来て自転車を壊す訳にはいかない…ただひたすら前へ…先を見て頂上にあるトンネルの姿をその目に捉えようと必死にペダルを回し続けた。

ちなみに鹿島~大村のR444には道路に愛称が付けられた標識が掲げられている。

「しあわせ街道」

はて…?どの辺が幸せだったのか?…しばらく経った今もその答えは出ません(笑)

鹿島を通過し上り始めてちょうど1時間、やっとのことで頂上の平谷黒木トンネルに到達。
これで終わりならどんなに良いか…そんな事を思いながらトンネル内で佐賀から長崎へ県境を越えた。
そういえば今回のブルべ、大分県以外の九州を1回で全部回ったことになる。実に惜しい(笑)

トンネルを抜けるとすっかり夜になり、持てるライトをすべてMAXで点灯させ長いダウンヒルを開始。
途中の萱瀬ダムを通過し、大村市内へとさらにダウンヒルを続けた。

さて、ゴールまで残り3km。
みんな忘れてないか?R444から外れて標高200mの高台にあるゴールに向かって最後の…本当にこれが最後の登坂を開始(笑)
下りの勢いのまま脇道に入り、少しでも楽をしようと一気にローギヤへ変速しながら上り始めたものの…

ガシャン!!!

異音と共に踏み込んだペダルに違和感があったので、その場で慌てて停車し確認するとチェーンが幻のスーパーローに入りかけてリアメカがスポークと接触しておりました。
危なかった~(焦)
暗がりの中、幸いホイールも変速機もダメージが無いことを確認し気を取り直してゴールまでの激坂を淡々と上って行った。

eTrex30が示すピークまでの残距離表示が、ゴールまでのカウントダウンのように少しずつ減っていく。
お世話になっている指定の駐車場が見えて、上りはようやくここでお終い。

REEF号のトップチューブをポンポンと2回優しく叩いて、深手を負いながらも最後まで一緒に走り抜いてくれた労を何度もねぎらう。

そして少し先の公民館に吸い込まれるように辿り着いた。

ゴール 19:47 602.1km 大村市 雄ヶ原町公民館 クローズ23:00

結果は36時間47分で認定完走。
P9070881.jpg

レシートやブルべカードを提出しゴール手続きをして貰っている間、2日間の出来事を振り返りながらの雑談はゴールで待つスタッフからの最高の労いだと思う。
そして具沢山の豚汁もまた最高に美味かった!
IMG_3779.jpg
別に頂いたブドウも梨も美味しかったです!

自分のゴールから10分もしないうちにMTBのFさんがゴール。
もう既にゴールしていると思われたが、途中は熱中症に見舞われたりして体調を見ながらゴールを目指していたらしい。
私よりも1時間ほど早くゴールしていたkameiさんも着替えを終え、しばらく一緒に雑談をして過ごした。
kameiさんもFさんも帰られて、私もスタッフにお礼と挨拶を済ませて撤収。

大村市内の温泉施設で汗を流し閉店前のココイチで遅い食事を済ませると、当初は多比良港に移動し始発のフェリーまで車中泊して帰るつもりだったが、ブルべと同じルートで鹿島に移動しコンビニの駐車場で車中泊。
その後結局朝5時半には無事に帰宅することが出来た。

そのまま月曜は普通に仕事だったけど、疲労感はあったが体はバキバキにならず至って通常運転の日常を送ることが出来た。

いろんなことはあったけど、まずは今年2本目の600kmを想定した通りの内容で締めくくる事が出来ました。
4ケ月のブランクを経てもブルべ勘は衰えていないことを確認できたことはヨシとしよう。

これで今年の目標であるダブルSRに王手をかけ、残すは300km1本のみ。
これは延期になった2月の300kmが10月18日に振替が決定したので、これを走って目標のダブルSRをキメたいと思う。

最後になりましたが今回は初めてAJ長崎の600kmに参加し、ishiishi代表をはじめスタッフの皆さん、参加したランドヌールの皆さん大変お世話になりました。
そしてお疲れ様でした。

またね。

| ブルベ教のススメ | 12:28 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして

どうもお疲れ様でした!

ここでははじめましての8分足らずLEM0NDです。

豪雨に雷撃に坂山盛りに日照りにと盛り沢山に加え落車されたようで大変でしたね。
その後具合はいかがでしょうか?

完走される方は「ここぞ」という勝負どころで踏ん張っていますね。

私も地道に力をつけて認定もらえるよう頑張ります^^


素晴らしいレポありがとうございます。

| LEM0ND | 2014/09/16 19:02 | URL |

>LEM0NDさん

改めましてどうぞ宜しくお願いします。
それから霧島600kmもお疲れ様でした。
落車とは云ったものの、その場に倒れるような転び方だったのでケガは無かったに等しいです。(終わってから右の太ももと足首に軽い擦過傷がありました)
それよりもリアメカのダメージは痛かったです。
今は予備のディレイラーハンガーと交換し元通りです。

それにしても最後のダム越えと頂上ゴールはキツかったですね(笑)
LEM0NDさんもホントに惜しかった!
一方で今回は長崎にしては優しいコースだったとか…(ホントかよ!)

またご一緒出来る日を楽しみにしております。

| リーフ | 2014/09/17 21:16 | URL |

ご無沙汰しています

私が参加したブルベ、随分と遠い記憶(?)になりつつあります。(笑)
ですが、リーフさんの記事を拝見すると、やっぱブルベもイイなぁ...と、気持ちが蘇ってきますね。
また、ご一緒できるのを楽しみにしています。

| YuFuku | 2014/09/20 06:06 | URL | ≫ EDIT

>YuFuKuさん

こちらこそご無沙汰しております。
4月の熊本ブルべ600kmでご一緒した以来でしょうか。
ご覧の通り4ヶ月のブランクでこの有様ですから、これ以上間が開き過ぎとせっかくの「ブルべ勘」もどこへやら。
私は走力も速さも無い代わりに、勘をフル活用して走ってますから(笑)
是非またご一緒したいものです。

| リーフ | 2014/09/24 10:36 | URL |















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