お前は何ば目指しよっとか◆熊本荒尾玉名大牟田の自転車好きと楽しむ、リーフの自転車回想録

ロードバイク・バッソ リーフを駆って自転車のあれこれに勤しむ、ゆかいなチャリバカ達(笑)との自転車回想録です。

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BRM221嘉麻400km 久々の雨とギリギリなブルベと。

※記事中の一部写真はマツさん、horiさん、bb1さんから頂いております。

年が明けてブログ更新が滞っておりましたが、リーフは元気にやっております(笑)
ネタの更新はぼちぼち行っていきますので、気長にお待ち下さればと思います。

さて、直近のものでは2月の事になりますが、AJ福岡主催のBRM221嘉麻400kmに参加してきました。

開催10日前の天気予報から既に雨マークが出ておりましたが、最後まで消えることは無く、特にゴールを迎える翌日曜日の降水確率の高さからして雨ブルべの様相は確定的でした。
また気温は雨の影響もあって深夜~早朝でも5~6℃と、この時期にしてはそれほど低く無い事が予報されていましたが、それでも冬場の雨天走行ということで体感的には相当冷え込むことは想像出来るのでそれなりの対策をして臨むこととなる。
とはいえスタートは11時いうことで気温も上がり真冬の装備は必要無かったし、進むにつれ雨や気温の低下に対し持参したウエアを着込んで荷物を減らしていく作戦と、雨は翌朝まで断続的に続きレインウエアはゴールまで着る事になると予想。
バッグの中身はレインウエアとインナー関係だけで構成したこともあり、エクストリームブルべだった割にこれまでのブルべ400kmでは最小の装備だったと思う。

迎えた当日は10時前に会場入りしN田さんやエイジさんらの隣に駐車。談笑しながら準備を進める。
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今回は前後にフェンダーを装着して雨ブルべに臨む。雨の日はこれが有るのと無いので身体もバイクもダメージが変わる。
いつもは試走で走られるbb1さんもこの日は本番で走られるようで、のちに大変お世話になった上、最後まで運命を共にする事になろうとはまだ誰も知らない。
てれすけさんやS藤さん、GENさんにとくわちんやN島さんら常連さん、最近何かとご一緒するおてだまさんにご挨拶。
いつもの荒玉からは最近絶好調のサトーさんとワッキーさんが共に参加です。
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ダンゴ虫会長のブリーフィングのあと、11時少し前にスタートしました。


11:00 スタート 稲築スポーツプラザ

既に曇り空で日差しはなく早くも雨がいつ降り出すのか心配になる。
序盤から白坂峠~夜須高原を越えるルートとなるが、BRM124嘉麻300kmの時と同じルートであるとこの時参加したワッキーさんが伴走しながら教えてくれた。
時々走りに来るというK辺さんも交えて、サイクリングペースで談笑しながら登坂を続けているといつの間にか登頂し、初めて通る夜須高原を通過すると、N田さんやエイジさんと一緒になりながらダウンヒル。
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筑前まで下ると、大刀洗から久留米までの平坦路では先行するサトーさんに追いつく頃には長い隊列となってそのままPC1に向かった。

13:49 62.5km PC1ミニストップ八女本店 クローズ15:12

手前の久留米市街地を通過中に雨がポツポツと降り出してきたが、まだまだ本降りには程遠い様相。
予定では14時過ぎだったが順調に来ることが出来て、応援に来ていた清ちゃんやかずマンhoriくんの姿を見てホッとする。
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レンジ加熱の生うどんとバナナをさっさと食べて、マイペースで走りたかったので一人でリスタートさせて貰う。
ここから進路は東へ、日向神ダム~竹原峠と向かうR442に合流する頃にはエイジさんやサトーに追走されるもそのままお見送り。続けてワッキーさんらのパックが追いつきそのまま一緒に上った。
日向神ダム直前と竹原峠序盤のアプローチは勾配10%超えが続きキツかったものの、道は走りやすかったので淡々と上り進むことが出来た。
ピークの竹原トンネルを抜ける頃には雨は路面を濡らす程に降り始め、後からやって来たワッキーさんとN田さんと共に、鯛生金山のゲート前にある消防小屋の軒先でレインウエア上下を着込んだ。
走り始めこそレインウエア越しに感じる冷気に不安を覚え、バイクの挙動に慣れを要したが、蜂の巣湖あたりまで下りてくると次第に体も温まり気付けば後方から誰も付いて来ていなかった。

17:34 126.6km PC2ファミリーマート南小国きよら店 クローズ19:28

予定では17時半だったのでまずまず。バイクを立てかけた窓越しの店内に茶のこのマスターまつさんの姿が。
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そこでちょうど仕事の電話が入って、その瞬間をまつさんに撮られてしまった(笑)
後ほど立ち寄るかもと伝え、店内のイートインコーナーで親子丼とうどんでお腹を満たす。
ちょうど先行していたサトーさんと店内で一緒になったが、薄着でウインドブレーカーだけしか羽織ってなかったので「それで寒くないですか?」と尋ねたが大丈夫とのこと。
店の外で遅れたとくわちん待ちというN島さんと会話を交わし、この先のルート上にある茶のこへに向かってリスタート。

茶のこに寄ってみると先ほどのサトーさんの他、今回参加している鹿児島水曜会のY内さんのお二人が先客しており同席させて頂いた。
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まつさんからY内さんをご紹介して頂き、最近作られたというチームジャージを見せて頂く。
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正直言ってこうして茶のこで寛げるほど、この後の行程を考えればまだまだ気を許せない状況ではあったが、状況を察して手早く出して頂いたアミノ酸たっぷりのお抹茶を飲みながら思わず「この余裕があとでどう出るか…」そんな呟きを言い放ったが、写真撮影に没頭していたサトーさんに聞こえたかどうかは判らない。
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会計の際に「もしこの先誰か助けが必要な人がいたら連絡して」とまつさんの一言に感謝しつつ、再び夕闇迫る雨の中を走り出した。

満願寺温泉を経由するダラダラと長い緩斜面の登坂が続くK40は、周囲が高い木に覆われた真っ暗闇の林道の様だった。
路肩に立てられた反射材がやけに眩しいのと、水蒸気による靄でコーナーの様子がさっぱり判明せず、無駄に減速したり路肩に吸い込まれそうになることもしばしばだった。
ようやく今回の最高標高となるやまなみハイウェイまで出ると、そこから産山村を経由して直入に向かう道程も同様に常に気の抜けない走りが続く。
茶のこを出発して約2時間、ようやくR442と合流して直入まで来た。
茶のこからほぼ独りで走っていたが、ここからワッキーさんら数名とパックになり長湯温泉へと向かう。
産山村から長湯温泉に至る今回の道は、過去にワッキーさんと輪行サイクリングを楽しんだ際に通った事があるので何となくルートの様子は知っていた。
長湯温泉では沿道に幾つかの公衆浴場が営業中で、浴場の明かりと立ち昇る湯気を見ると、断続的に降り続く雨から逃れ早く楽になりたいと気が緩みそうになる。
途中でパックを離れてトイレ休憩と携行食で補給、再び独りで走っていると確か今日エントリーしていたハズのK井さんの車がゆっくりと追い越していく。
ハザードランプでサインを送られたので、大きく手を振ってそれに答えた。

21:41 192.0km PC3セブンイレブン由布庄内小野屋店 クローズ23:48

庄内への下りでワッキーさんに再び追いつき一緒にPCに到着。
そしてPCにいたスタッフはK井さんで、今回は雨だったからDNSしたとのこと(笑)
ここでもレンジ加熱のうどんを食べて、少しサッパリしたかったのでタオルを買ってビショビショの頭や顔を拭った。
リスタートのタイミングはエイジさんとワッキーさんと同じだったと思うが、バイクに跨ろうとした時に違和感が。
見たらリアタイヤの空気が抜けてペシャンコになってました。初めてブルべでパンク…。
貯金は1時間半ほどあるし、その場でパンク修理を行うが幸い場所がPCのコンビニで良かった。
タイヤは雨で泥まみれだし、それを触る自分の手にも砂が付いたり、パンクの原因は特定出来ないままチューブだけ交換して対応した。
ところがこの日に限ってツールボトルを変更した際に、いつもは2本あるチューブを1本しか入れて来なかったことに気付く。
幸いK井さんが予備のチューブを分けて下さったので、その申し出に感謝し頂戴する事が出来ました。
その間にサトーさんやbb1さんらが到着し、入れ違いでようやく私はPC3をリスタート出来たものの、ここから怒涛のタイムロスを喰らうことになる…。

後にREEF号に搭載されたフライトレコーダー(eTrex30)の解析により、その後の失速した様子が解明される。

22:39 PC3での補給と発覚したパンク修理により1時間のロスでリスタート。
22:52 後輪に違和感を感じ、確認したところスローパンクしておりエアだけ充填
22:57 葬儀屋さんの軒先を借りてパンク修理。原因がサイドカットと判明し対処する。
23:30 再スタート。PC3のクローズが近いが、まだ10kmしか進んでない…。
23:33 郵便局の角を曲がり銭瓶峠への登坂を開始。
      bb1さんダンゴ虫会長T山さんらに追いつく。私がまだここに居るのに驚かれる。
 0:20 単独で登坂中またもやスローパンク。ポンピングして何とか先を急ぐ。
 0:27 タイヤのエア圧低下が酷くなって再びポンピング。そこに後続のbb1さんが到着。
 0:33 1分くらいでエアが抜け走行を断念。峠のピークまで押して行く。
 0:55 K井さんに頂いた最後のチューブを使ってダメ元で交換。
      雨風に打たれ暗闇の中ヘッドライトを頼りに、bb1さんのサポートで何とか交換。
 1:10 峠からの下って別府R10に合流。この時点でバーチャルではタイムアウト寸前。

ここまでPC3からR10合流まで約22kmの距離を2時間半も掛かってしまった!痛すぎる!
それよりも一緒になってトラブルを手伝ってくれたbb1さんまで巻き添えにしまった…。
ここから次のPC4国東までは約50km先、クローズは4:40なので残り3時間半。
平均15km/h以上で走り続ければ間に合うけど、あとは夜になって強く吹き始めた風向き次第かな…。

峠のピークで行ったチューブ交換でしたが、とりあえず別府に下りたら原因を究明しようということだったものの、まだ少ししか走ってないがエア圧低下はなさそうなので、諦めず行けるところまでPCに向かおうということに。
bb1さんは私をサポートして頂く形で後ろを、私は遅れを少しでも取り戻せる様に積極的に前を走りました。

別府港前のファミマでは進学して別府で独り暮らししているFELT少年さんが、応援プラカードを持って声援を送ってくれました。
事前に応援の連絡を受けて予め通過予定時間を伝えていたものの、こうして深夜遅くまで沿道に残り応援してくれた事に胸が熱く嬉しかったです。
本当は立ち止まって話がしたかったけど、すれ違い様に「ブルべ頑張れー!!!」「ありがとう!遅れているから先急ぐけん!!」と声を交わしただけでしたが、ちゃんと声援は心に響いたよ。

PCまで残り30km、杵築に入る手前のコンビニでトイレ休憩。
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今のところエア圧は下がらず走れてはいるが、もう後が無いだけにまだまだ予断は許さない。
杵築までのR213では強い向かい風や横風を受けるなど、あちらこちら風が吹いてバイクの挙動に神経を使ったが、今回は大分空港前ではなく並行するK201を通されたため、起伏は続くものの追い風基調となり少しずつではあるがペースが上げることが出来た。
ようやく前方にランドヌールの尾灯を捉えてながら、沿道のコインランドリーでは何人かのランドヌール達がウエアの乾燥に勤しんでいる姿を見つける事が出来た。

3:58 264.5km PC4セブンイレブン国東鶴川店 クローズ4:40
何とか40分の貯金を稼ぎ、ここまで走ってくることが出来た。
途中のコインランドリーに立ち寄っていたダンゴ虫会長やてれすけさんも後から到着。
銭瓶峠の登坂で一緒だったダンゴ虫会長から「リーフ君はどうなった?!」と云われていたので、近くにいた私が「ここでーす」と返事して無事を確認して貰う(笑)
補給を終えてPC4をリスタートする頃は4:20で貯金は残り20分となっていた。

さて、夜明けが近くなるとやって来るのが眠気の限界。伴走するbb1さんからそれらしく告げられる。
昨年ブルべ1000kmで夜の国東半島を走っていた時、沿道にバス停小屋が多く点在したあったのを覚えていたので、仮眠をするならどこかのバス停小屋でと考えていた。
走りながら最初に目についたバス停小屋は先客が仮眠中~、その次の小屋は二人で寝るには小さすぎ(笑)
そのあと目に留まった人道トンネルに入ってとりあえず横になってみるも、風が通り抜けるうえ床がコンクリートで冷たい…。
早々とトンネルを後にし、少し先に進むと…ありました!超豪華快適バス停小屋(笑)
出入り口には引き戸の扉付きで風をシャットアウト。中は長椅子1つと一人掛けソファー3つにテーブルがあり、自転車2台を中に入れても全然余裕。
bb1さんには長椅子で横になって貰い、私は一人掛けソファーに座って足を延ばして、アラームをセットし30分ほどの仮眠を取った。
時刻は5:51、再び冷たく濡れたレインウエアを羽織り、同じく冷たいゴム手袋を装着。小屋の外に出ると薄らと明るくなりかけていた。
次のPC5まで約58km、9:36のPCクローズまで3時間半しかなくギリギリ間に合うかどうか。

そんな不安のなか先を急ぐべく走りだし、ようやく迎えた朝。長かった夜も終わり少し安堵する。
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しかし豊後高田市に近づく頃には再び強い風を受けながら走ることに。さらに雨も強く本降りに。
やがて宇佐を通過する頃には徐々に他のランドヌールの姿を捉え始め、ようやく次のPCにも間に合う実感が湧いてくるのだった。

8:49 339.3km PC5セブンイレブン中津相原店 クローズ9:36

無事に朝を迎えついに最後のPCまで走ってこられた。PC3以降に発生したトラブルでタイムアウト目前まで追い込まれた出来事がまるで昔の事の様に思える。
貯金は再び40分まで回復。どうかこのままノートラブルでゴールがしたい!
少し頑張って走り過ぎたせいか疲れて食欲が湧かなかったが、無理やり中華丼を胃袋に収めていると、今回認定完走すれば早くもSRというNISHIDAさんが到着。
会話の中で私がチューブを1本も持っていないことを知るやいなや、もう1本あるからと予備チューブを差し出して下さいました。
ご厚意に心から感謝し、ここからはNISHIDAさんも加わってbb1さんと3人でリスタートしました。

断続的に降り続ける雨と共に、交通量は多くなりストレスの多い走行がしばらく続きました。
互いに皆疲れが見てとれ、特に会話もなく粛々とゴールまでの距離を消化していきます。
今回はいつもの源じいの森経由ではなく、勝山を経由して新仲哀トンネルを越える初めてのルート。
あまりの交通量の多さと上り基調の長いトンネルに閉口したものの、bb1さんの提案で道の駅手前のコンビニで最後の休憩をした。
時刻は11:30、ゴールまでまだ25kmあるが特にトラブルが無ければ認定内完走は間違いないだろう。

あとは比較的平坦なのかなと思いきや、大任からのR322はしっかりとアップダウンのあるルートで最後まで脚が残せないタフなブルべになりました。
いつの間にか雨も上がって、いつもの嘉麻へ向かうルートに入るとゴールまで残り5km。なぜかbb1さんの鬼引きが始まり訳が判らぬまま必死に走る。
まさか最後の最後で35km/h巡航をすることになるとは思いませんでしたw(激疲)

12:33 400.2km ゴール 稲築スポーツプラザ クローズ14:00

最後はbb1さんと揃ってゴールへ。そのアプローチで並走しながら握手を交わしました。
ゴール受付を済ませていると、遅れてNISHIDAさんも無事にゴールされ、最後のお守りとなった予備チューブを感謝の気持ちと共にお返ししました。

終わってみればリードタイムを1時間半残してのゴール、まさかここまで挽回できるとは思いませんでした。
やはり後半のすべてをbb1さんが一緒に走って下さったお陰であり、とても心強かった事は云うまでもありません。
今回のブルべでは沢山の人たちに助けて頂き、本当にありがとうございました。
聞けば深夜の強風は春一番だったとのこと。延べ20時間に及ぶ降雨と前半に集中した山間部の攻略を併せて難易度の高いブルべだったと思います。
昨年春の熊本400kmではスタートから本降りでこの時も延べ20時間以上も雨でしたし、次の熊本600kmでも30時間の雨天走行と後半250kmも強い向かい風に抗いながらゴールを目指しました。
今回もそれらに次ぐエクストリームなブルべになりましたが、とてもいい経験が出来たBRMになりました。

またね。

| ブルベ教のススメ | 20:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ブルべ改めてお疲れ様でした!
わたしも皆さんの悪天候の中の走りを見て感激いたしました
今年はぜひブルべに参加したいと思います

| FELT少年 | 2015/03/04 23:26 | URL |

本当にお疲れさまでした。
ホントにいろんな試練がありますね。

| 清ちゃん | 2015/03/06 13:06 | URL |















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