お前は何ば目指しよっとか◆熊本荒尾玉名大牟田の自転車好きと楽しむ、リーフの自転車回想録

ロードバイク・バッソ リーフを駆って自転車のあれこれに勤しむ、ゆかいなチャリバカ達(笑)との自転車回想録です。

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俺のSR600日本アルプス・プロローグ

「9月2日決行」を決めたのは8月のお盆の頃で、予定を前倒しして「9月1日決行」と決めたのはつい3日前のこと。
前日は月末ということもあり何かと多忙を極める日であったが、淡々と業務をこなし残る準備のため早く帰宅できるよう動いた。
準備はそれなりに進めていたが、最終的なパッキングは前夜まで続いた。
とにかくこれから5日間も空けるので仕事の事とか今回の準備で忘れ物はないかとか、バタバタと緊張した1週間だったのでやり残しが無いか今でも不安で仕方がない。
それでも験を担ぐ事だけは忘れず、10日前の8月23日に嘉島町にある浮島神社にお世話になったお守りを返しに行き、道中の無事と目標完遂の祈願、そして新しいお守りを授かってきた。
知らない土地、新しい道を走る時はいつだって胸の高鳴りと不安が複雑に入り混じるもの。
その前に「自分と向き合う決心」がついた事は完走への執念をより強くし、日々ゴールに向かって走り続ける為の良き支えとなるだろう。

これから走るSuper Randonnee 600km NihonAlps = SR600日本アルプスは走行距離605.4km 公式獲得標高12,411m、現在までのところ日本に3つあるシューペル・ランドネのうち第二位の獲得標高を誇り、全てのルートで最高となる標高2702mの乗鞍畳平を擁する。

↓クリックすると大きな画像で見られます
SR600GERO_MAP.jpg

これまでこのブログでも触れてきたので繰り返しになるが、乗鞍はその高い標高から天候の変化が著しく度々通行規制が敷かれる事の多い道だ。
そこで制限時間が大幅に緩和された上で、ルート上の好きな場所からスタート地点が選べて、さらに出走日時の事前申告が不要で自分のタイミングでスタートできる「ツーリスト部門」で申請し、天候の安定した日を狙ってスタートから直近の日程で乗鞍への登頂を確かなものにしようと計画。
すでに同様のプランで出走した先人がいたかもしれないが、僕は僕なりに1年近くこの走行計画を温めてきた。
果たしてうまくいくのか?いずれにせよ今日これから走ればその答えは分かる。



当日の朝はなぜかアラームより5分ほど早く5時前に目が覚めた。
店の転送電話をOFFに設定して(笑)、6時過ぎに最寄りの市営バスセンターまで車で妻に送って貰う。
到着すると水曜会(朝練チーム)のメンバーでワッキーさんとTT田さんが見送りに来て下さってました。
DSCF9150.jpg
時間通りにバスもやって来て、輪行状態のバイクは床下のトランクルームへ。
お二人に見送られながらバスは発車。
途中は大牟田駅や九州道のバス停で乗車があって、平日とはいえ全ての2人掛けのシートに1人が利用する形の”ほぼ満席状態”で福岡空港に到着した。

降車してトランクに預けたバイクを引き摺り出し、少し離れた第一ターミナルの一番左端まで徒歩移動。

ジェットスターのカウンターそばまで来て思い出したことが一つ。
バイクのツールボックス内にライトで使う予備のリチウムバッテリーを収納していたので、それを取り出し機内に持ち込む手荷物の中に移し替えた。
電子機器やカメラなど機材に収納された状態のリチウムバッテリーは問題ないが、単体の予備バッテリーなどは受託手荷物の中に預け入れる事は出来ないようだ。
スマホ時代に欠かせないUSBモバイルバッテリーも対象となりうるので手荷物として持ち込むのが無難だ。

バイクの重量測定をパスし、バゲッジタグに記載の免責事項にサイン。
タイヤの空気は抜いてあるか?ペダルは外してあるか?口頭でチェックされる。

福岡の朝といえばロイヤルのサンドイッチ?を購入して保安検査場をパス。
コンセントがあるカウンターを陣取り、スマホを充電しながらサンドイッチを食べて待っていると、やがてジェットスター名古屋行きの搭乗案内が始まった。
DSCF9155.jpg
DSCF9160.jpg

定刻9:40にプッシュバックするも国内線国際線共に離陸待ちの便が列を成していて、当機は6番目とのことらしくそのあいだ着陸待ちもあったりして離陸に15分ほど要した。
DSCF9164.jpg
回復飛行なるものがあるのか知らないが、その後空の上で遅れを取り戻したらしくほぼ定刻11:00に中部国際空港に到着。

福岡は冲留めなのでタラップで乗り降りするが、こちらは搭乗橋を使ってスマートに降機したもののそこからターミナル中心部までかなり歩かされた(疲)
DSCF9166.jpg
預けていたバイクはもちろん手渡しで無事に受取完了。

案内指示に従って名鉄のセントレア駅に向かうと、11:37発のミュースカイに間に合いそうだったので迷わず窓口で名古屋までのチケットを購入した。
DSCF9168.jpg
DSCF9167.jpg
DSCF9169.jpg
のりばに向かうとすでに電車は到着しており、全席指定だから時間や席の確保を気にせずデッキの隅にてバイクの固定作業が出来た。

名鉄の名古屋駅は地下なので一旦地上へ。

よくわからんけど、ドドン!名古屋! (笑)しかも暑い!
DSCF9174.jpg

自動券売機で下呂までの特急自由席の切符を買ったら、視界に入った適当な売店で車内で食べる弁当とお茶を購入。
そして最後の大仕事、自由席車両の最後尾席の確保のため早めに改札口を通って出発ホームへ。
DSCF9175.jpg
DSCF9176.jpg
…階段を上がってホームに出ると…まだ発車15分前なのにもう列車が来てるし乗車も出来るみたい…しまった!
足早にホームを歩いて自由席と記された車両を確認し乗り込むと…

ガラン (ふ…二組だけ…少なっ!)

幸い目的の席は確保できたが、名古屋~岐阜と岐阜~下呂のうち岐阜からはスイッチバックして高山線に入るため、名古屋を出る時は予め座席が進行方向と逆向きに揃えてあることから、座席正面の壁にバイクを立てかけて通路側の席に着いた。
んで、通路を挟んだお隣の席には外国人夫妻の旅行者がすでにスタンバイしており、とりあえず満面の笑顔とアイコンタクトでご挨拶(笑)

やがて名古屋発12:48 ワイドビューひだ11号 高山/富山行きは気動車独特の低い唸りを上げて動き出した。
DSCF9180.jpg

岐阜までは約20分、下呂までは1時間40分の列車の旅。
この時間を利用して駅で買ったお弁当を頂く事にしよう。

まずは名古屋名物・千寿の天むす。
DSCF9177.jpg

お隣の通路側に座るマダムの視線が気になる(笑)向こうも何を食べているのか気になったのだろうか。
そこでGoogle翻訳で「名物」「おひとついかがですか?」を調べて、拙いあべこべな英語で天むすをマダムに勧めてみた。
即答で断られるかと思ったが「あなたどうする?」的な感じで隣のご主人が「いいのかい?」みたいな感じで反応したので「どうぞ!どうぞ!」と笑顔で差し出した。
ご主人が一口食べてサムアップで返してくれて、続けてマダムにもお勧めして美味しい的な返事をくれた。
よかった、これも旅の思い出。

んで、お次は…(次があるんかいw)松坂牛100%ビーフカツサンド。
DSCF9178.jpg

ドドン!
DSCF9179.jpg
お隣のマダムを見やったが「私たちは大丈夫、あなたが食べて」みたいなトークを返されたので、安心して一人で頂くとする(笑)

あ、天むすもビーフサンドもとても美味しかったですよ、はい。

列車は美濃太田駅を過ぎると飛騨川に沿って山間の渓谷を進んでいく。
奇岩怪岩で形成された景勝地・中山七里までやってくると少し速度を緩め観光ガイドの車内放送が流れた。
あと30分ほどで下呂駅という頃に列車内のトイレでサクッとサイクルウエアに着替えておいた。
そのあと席に戻った際のお隣のマダムの驚いた顔は面白かった(笑)

熊本・荒尾を出発して約8時間、ようやくスタート地点の下呂駅に着く。
DSCF9181.jpg
車窓越しにお隣のご夫婦がサムアップで挨拶してきたので、僕もサムアップで返すと列車は低い唸りと共にホームを離れていった。

駅を出て屋外にあるコインロッカー傍のスペースを拝借し、早速バイクを組立てて出走の準備に取り掛かった。
下呂は温泉の町なので列車が到着する時間に合わせて、目の前のロータリーにはホテルや旅館の送迎車が頻繁にやって来る。
なので運転手やお客さんが珍しそうに話しかけてくるので、その度に同じ説明をずいぶんとやった(笑)

さてバイクの準備が出来たところで必要のない荷物はコインロッカーに預けたい。
次にここへ戻って来るのは3日後の9月4日の夕方だ。
しかし駅のコインロッカーは基本的に預けて3日を過ぎると中身が一旦回収されてしまう。
そこで事前に管理元に連絡しておくと期限を過ぎても回収せずそのままにしてくれると聞いたことがあったので、管理者であろう駅員に予め相談に行くと下呂駅のコインロッカーを管理しているのは駅舎内のキオスクだという。
なので今度はキオスクにいた御姐様に相談に行くと「前例が無いから分からない」「そんな使われ方は困る」の一点張り。
困ったな~と思っていたら駅向かいの「にしお」という土産物店にコインロッカーがあり、ウチほど管理はうるさく無い筈だからそこで相談してみたら?…とのこと。

外に出てみると最初はのぼり旗で駅からはよく見えなかったが、行ってみると確かに店の横にコインロッカーがある。
DSCF9381.jpg
早速お店の人に事情を説明して預けていいか?と聞くと、店の責任者に聞いてみるので待ってくれと言われ5分ほど店の外待った。
すると責任者らしきマダムが出てきて「本来は周辺を散策するお客が手荷物やお土産を預ける為のもので長くても半日~1日程度の利用を想定している」との説明を受けた。
その理由にこのコインロッカーは1日あたり〇百円というようなシステムではなく、1回200円で取り出す時に追金は発生しない、まるで銭湯の貴重品ロッカーのようなシステムになっていた。
ところがマダムは「今までそんな使われ方をされた事はないけど別にいいですよ」「鍵だけは無くさないで下さいね」と言って快く使わせて頂けることになった!
ありがとうございます!3日後、必ず生きて下呂に戻ります!(*`・ω・)ゞ

有り難くロッカーに荷物を預けて、駅前で申請用のスタート写真を撮影。
DSCF9183.jpg

さぁ!これで一通りの準備が整いました。あとは僕のタイミングで走り出すだけです。

本当に600km走れるのか?それも幾多の山々を越えて、またこの場所に無事帰って来ることが出来るのか?
時刻は15時半を過ぎたところ。
周辺の影も少しずつ伸び始めたことに気付くと、急になんだか不安になってきた。

でも行かなきゃ。明日はあの頂に立つんだ。
DSCF9184.jpg

走れる喜びと不安、これから4日に跨る僕の長いランドネはこうして始まったのでした。

| ブルベ教のススメ | 09:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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