お前は何ば目指しよっとか◆熊本荒尾玉名大牟田の自転車好きと楽しむ、リーフの自転車回想録

ロードバイク・バッソ リーフを駆って自転車のあれこれに勤しむ、ゆかいなチャリバカ達(笑)との自転車回想録です。

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SR600北関東回想録その2 スタート~PC6みなかみ

その1からの続き。

スタートから約150km先のPC6みなかみまでのレポートです。

(↓クリックで大きい地図)
s-pc6.jpg

サイコン読みで気温16℃。流石に乗り始めは肌寒さを通り越すものを感じ、ウエアのチョイスを間違ったかなと思ったりしたが、10分も走ればそうでも無くなってきた。
この先10℃を下回る事はないだろうと予想し、今のところ防寒対策としてアームカバーとニーウォーマー、それにAJ反射ベストをチョイスしたが果たして…。

DSCF2842.jpg

JR日光線とR121を横切ると、所々に街灯と人家が点在する川沿い道を進む。
雨の日が多かった影響からか轟々と流れる音が絶えなかった。
道は少しずつ上り始めていたが、ブルベも始まったばかりだし夜明けまで長いので、とにかく頑張らず疲労を溜めない走りとペースを維持して進んだ。

時折左右の斜面や木々の向こうに幾つかの光るものが見えて、鈴替わりにベルを何度も鳴らすとガサガサと音を立てて消えていく。
その正体は鹿なのだが、多い時は10~20匹の群れと遭遇したり、4~5匹が突然道を横切ったり、とにかくそこらじゅうに沢山いる感じ。
滝ヶ原峠までの間に100匹は見たと言っても、決してオーバーではないと思う。
暗闇の中にキラリと見えたらとにかくベルを打ち鳴らした。


30kmを過ぎでいよいよ人家が無くなると、道は細くなり本格的な上り坂が始まる。
ライトで照らし出された範囲しか見えないのだが、それでもかなりエグい勾配の坂道であることはすぐに分った。
だがしかし、こういう時はあまり先の様子を知り得ない方が精神的には良かったりする。

2:21 34.7km PC2滝ヶ原峠 

コンスタントに続く急勾配のクネクネ坂道を上りきってPC滝ヶ原峠に到着。
ちなみにBRMと違って、SR600ではスタートはPC1にカウントされるので、ここは最初のPCではあるがPC2である。

DSCF2843.jpg

標高838mに位置しており、この時間ともなれば気温もグッと下がっているようでじっとしていると寒い。
さっさと証明写真だけ撮ったら、ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒルへ。
清滝までの短い下りのつもりでいたら、あっという間に身体が冷えたのと、指先があまりに冷たくてゆっくりしか下れない。
まだ9月の始めだぞ。あくまで装いは夏用ウエアがベース。事前に分かっているつもりでも、実際の感覚とのギャップに正直戸惑う。

清滝の短い市街地を通り抜けると再び道は上りへ。
DSCF2845.jpg

3:00前にいろは坂の入口に到着。
DSCF2846.jpg

トイレ横の駐車場には走り屋と思しき数台の車が駐車している。週末の夜ならどうか判らないけど、早朝前の月曜だからとても静かで行き交う車はほぼいない感じ。
トイレ休憩を入れたら、いよいよいろは坂を登坂開始。

そこまで急な上りとかではないし、道幅も2車線と広く、淡々と一定のペースで登って行ける感じ。
いろは坂は2つあって、それぞれ上りと下りの専用道路に分かれているのだが、いま上っているのは第二いろは坂。頭文字Dのバトルシーンに出てきたのは下りの第一いろは坂だと思う。

右へ左へ幾つものヘアピンコーナーを繰り返し交えながら上っていくと、目線の上にタングステン灯の明かりが見えて、ピークにあるトンネルが近い事を知る。
やがて左コーナーの奥に広がる一際広い所に出ると、そこは明智平のレストハウスとロープウェイ乗り場がある場所だった。

レストハウス前に並んだ自販機に行くと…あった、ホットドリンク。
ホットコーヒーを買って直ぐには開けず、掌や首の後ろに当ててまずは暖まりたかった。
そう、とにかく寒かった。上っている時は気付かなかったが、ここでは冷たい風が強く吹き抜けて、気温はより一層下がっているようだった。冷え切ってしまう前にとっととリスタート。
まだ夜明け前で何も見えないが、標高も1200mを越えて、明るい時間ならきっと素晴らしい眺望が見られたかなと思うと、ちょっと残念。

ピークのトンネルをちょうど通り抜けるのと同時くらいに、後ろからオートバイが追い越して行った。オートバイを目線で見送りながら、徐々に速度を上げながら中禅寺湖の下りへ。耳元で鳴る風切り音に混じって、すぐ左横でドサッ!と鈍くて大きな音がした。同時に視界の左端に白い何かが見えた気がしたら、なんとデカい鹿だ!!!てか近っ!てか怖っ!何なんだよ一体!
思わずワッ!っと声を上げ、減速しつつセンターラインあたりまで逸れると、鹿は蹴り進む後ろ足をズルズル滑らせながら私の前方にオーバーテイク(笑)
逞しくも無駄のない引き締まった臀部と大腿部がしっかりと視界に映った。
と思ったらそのまま左斜面の暗がりにガサガサ云わせながら消えていきました。
わずか3秒くらいの出来事だったかな(焦)
いやぁ~激突されなくて良かった。

中禅寺湖まで降りて来たのは4:15頃。中禅寺湖の畔に立つ二荒山神社の大鳥居を前に記念撮影。
左の暗がりに湖が広がってるんだけど…ここでもまだ夜明け前なので何も見えない。
DSCF2847.jpg

ホテルやボートハウスが立ち並ぶ畔に沿って、束の間の平坦路を進んでいると…いかん、眠くなってきたぞ。日の出を挟んだ前後2時間くらいが、私にとって魔の時間。
道は中禅寺湖を離れて湯ノ湖に向かって上り始めると、空も周囲も徐々に明るくなりだした。
う~ん…どうしても眠い。少し横になりたい。

ていうかこんな所に寒さがしのげる場所なんてあるワケ…あった!戦場ヶ原の入口に山小屋の様な作りの立派な公衆トイレが。入口は引き戸になっていて中はかなり広く、バイクごと中に入れて扉を閉めれば冷気は入ってこない。左右の壁のそれぞれ奥にトイレがあって、今いるこの広い謎のスペースにベンチでも有れば云うことなかったけど、眠気が勝ってとにかく横になりたかったのでそのまま床に寝っ転がった。
しばらく目を閉じていたけど、底冷えしていてよく寝れない。
たぶん15分くらいは目を閉じていたと思うけど、これ以上は意味がないと判断して、裏起毛の長袖ジャージとウインドブレーカーを重ね着したらバイクと一緒に外へ。

男体山がある東の方角を見る。日の出も近い。
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早朝の戦場ヶ原は静寂に包まれて、凛として冷たいこの空気感は、これから始まる秋の訪れを思わせた。
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それもそのはず気温は7℃!放射冷却だと思われるが、想定を越えた冷え込みとなった。
DSCF2851.jpg

戦場ヶ原から湯ノ湖、さらに金精峠に向かう。
DSCF2853.jpg

見晴らしのいい場所で手前の湯ノ湖と奥には男体山。
DSCF2854.jpg

ピークの手前にあるヘアピンを交え、さらに上り続けて。
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6:20 69.1km PC3金精峠

陽はすっかり昇り、ややガスってはいるものの清々しい朝となった。
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冬用グローブを装着したら金精トンネルを通って、片品まで標高差1000m以上の長いダウンヒル。
DSCF2857.jpg

7:10 94.0km PC4片品

片品村は尾瀬の玄関口であることから、水芭蕉のレリーフがあしらわれた斜張橋の片品大橋が通過証明に指定されたオブジェ。
DSCF2858.jpg

この橋を渡った先のデイリーに立ち寄り、選んだ朝ご飯は牛丼とワンタンスープ。
駐車スペースのベンチに腰掛け食事していると、次から次へと通勤途中や作業現場に向かう車が立ち寄っていく。ああそうか、今日は平日月曜日だった。

ここまでの道のりでは途中眠気によるスローダウンや横になったりしたせいで、金精峠に着いた時点で目標より50分の遅れ。片品までの下りで30分の遅れまでは回復。
目標通過時間は余裕を持たせているつもりなので、再び眠気やトラブルでも発生しなければ、今夜の直江津までには徐々に回復出来るよう無事に走り続けられたらいいなと思う。

山間の旅館や集落を通って道は徐々に高度を上げていく。
DSCF2860.jpg

バスターミナルの先から左折し、尾瀬の入口である鳩待峠の方へ。
この時間になるとだいぶ気温も上がって(といっても17℃くらいだけど)、裏起毛の長袖ジャージは脱いで、ウォーマーは残したまま再び夏の装いに。

横を流れる沢のせせらぎと、木漏れ日が射すキラキラした緑の小道
DSCF2862.jpg
DSCF2861.jpg
DSCF2863.jpg

決してカンタンな上り坂ではなかったけれど、景色に癒されながらキツさを忘れて楽しむ事が出来ました。

道は尾瀬の入口がある鳩待峠との分岐を左へ。
ここから先は車と一台も会うことなく、独り静かな峠道を進みます。

10:00 115.4km PC5こんろく峠

DSCF2864.jpg
漢字で書くと坤六峠。

次の水上までは下り基調だけど、途中幾つかのダムを通ることからダム湖沿いの上り返しもあるみたい。

そんな下りの途中あって視界に飛び込んでくるのはロックフィル式の奈良俣ダム。
ロックフィル式では国内3位の提高を誇るそうで、整然と積み上げられた石がとても美しい。
DSCF2866.jpg

さらに下流の藤原ダムは天端が県道になっていて、巨大な水門をを真横に見ながらダムの上を渡っていった。

11:36 153.5km PC6みなかみ

ここまでの少し長い下りを進むたびにマイクロスリープする事があった。危ないので反省。
通過証明に指定された歴史民俗資料館に撮影で立ち寄り、その先の右折ポイントから50mほどコースオフしてファミリーマートで早めの昼食タイムとした。
DSCF2867.jpg

食べたのはチルド弁当の味噌ラーメンとおにぎり2個。
かなり広いイートインスペースがあって、コンビニではあるがゆっくり食事休憩が出来た。

0時のスタートから半日を終えて、距離も直江津まであと半分の150km。
これから走るのは、猿ケ京温泉までもうひと山越えて、国道19号を標高1000mの三国トンネルまで長い上りが控えている。湯沢までのトンネル群も無事に通り抜けられるか心配だ。それと湯沢から安塚に至る酷道とアップダウン。これが一番ハードで厄介だと想定している。
今日ここまでの峠や長い上りはどれもハードだったけど、本日のメインディッシュはまだまだこれから。

ひとしき食事を終えて、念のため天気のチェック。
妻に定時連絡のメールを送ったら、再びコースに復帰して走り出した。

その3に続く~

| ブルベ教のススメ | 13:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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